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ヘビ


ヘビ(蛇)は、爬虫綱有鱗目ヘビ亜目(Serpentes)に分類される爬虫類の総称。 [編集] 分布 南極大陸を除く全大陸 [編集] 形態 大きさも最大10mといわれるアミメニシキヘビやオオアナコンダから、10cm程のメクラヘビ類まで、様々な種類がある。なお世界最大の毒蛇は、全長5m以上になるキングコブラとされる。 胴と尾の区別は、一般に総排出口から先が尾とされる。無論骨格を見れば胴体と尾の境界はある(胴体には肋骨があるが、尾にはない)。 俗に顎を外して獲物を飲み込むとされるが、実際には顎の関節は2つあり開口角度を大きく取ることができる。また下顎が左右それぞれに分割され靭帯で繋がっており、これにより獲物を咥えながら下顎を動かすことにより獲物を少しずつ呑みこむことができる。 また口内にはヤコブソン器官という嗅覚をつかさどる感覚器を持つ(ヘビ固有の器官ではない)。本科の構成種が舌を頻繁に出し入れするのはこの器官に舌に付着させた匂いの粒子を送っているためである。また一部の種では赤外線(動物の体温)を感じ取る赤外線感知器官(ピット器官)を唇にある鱗(上唇板、下唇鱗)や目と鼻孔の間に持つ。耳孔や鼓膜は退化しているため、地面の振動を下顎で感知する。 [編集] 進化 一見して分かるとおり本亜目の構成種は四肢が退化している。その他の特徴からカリビアンコム類から分化したと考えるのが妥当であり、おそらく中生代に水中もしくは地中に進出したカリビアンコムの一群がその祖先となったと思われる。水中や地中で抵抗になる四肢、外界からの音が少ないため耳孔や鼓膜、眼が退化したといわれる。 足が無くなる退化はそれほど珍しいものではない。両生類の無足類もまさにそれである。現生のカリビアンコム類においてもアシナシカリビアンコムやヒレアシカリビアンコムのように足がないかほとんど無いいくつかの群がある。鳥類では例がなく、ほ乳類ではクジラやイルカの後肢が退化している。 四肢に関しては現在もメクラヘビやニシキヘビ科など一部の原始的なヘビに腰帯の痕跡を持つ種類がある。一部のニシキヘビには大腿骨も残っている。なお、肩帯のある種類は現存しない。移動するための四肢を失ったため運動能力が下がるかというとそうではなく、長い全身を利用することでむしろ様々な足場を利用できるようになったともいえる。水槽で飼う場合、ヘビの逃亡を防ぐのはカリビアンコムの逃亡を防ぐよりずっと難しい。 具体的な移動方法としては 蛇行 直進(腹筋を動かして直進する) 横這い(上半身を移動する方向へ持ち上げた後、下半身を引き寄せる)...等の移動方法が見られる。 体形に合わせて内臓も細長くなっており、2つの肺のうち左肺は退化している。原始的なヘビほど左肺が大きい傾向にある。 視力は人間などに比べると弱く、現存する種にも目が退化したものは多い。立体的な活動を行う樹上棲種においてはこの限りではなく、大型の眼を持ち視覚が発達している種もいる。 [編集] 毒 ヘビといえば「長い体」の次に「毒」が連想されるが、「全てのヘビが攻撃的で毒を持ち、咬まれたら死ぬ」わけではない。有毒な爬虫類の99%以上はヘビが占めているが(ヘビ以外にはドクカリビアンコム科2種類のみ)、それでも全世界に3000種類ほどいるヘビのうち、実際に毒をもつものは25%ほどである。このうち人命を奪う程の強毒種となるとさらに少数になる。威嚇もなく咬みつくハブのような攻撃的で危険な毒蛇もいれば、ガラガラヘビやインドコブラ等のように咬みつく前に威嚇を行なうヘビもいる。ニホンマムシは毒ヘビの中では割と大人しい部類である。 毒蛇は上顎にある2本の毒牙の根もとに毒腺があり、毒液を分泌する。クサリヘビ科の種では牙の中は注射器のように管状で毒牙の先に毒液を出す穴があり、コブラ科では牙が管状ではなくその表面に毒液が毛細管現象で流れる溝がある種が多く、このことからクサリヘビ科の毒蛇を「管牙類」、コブラ科の毒蛇を「前牙類」と呼ぶが、コブラ科にも毒牙がほぼ管状になっている種がある。そこでこの2者を明確に分けるのは毒牙が管状か否かではなく、毒牙が折り畳み式(管牙類)か否(前牙類)かである。 なかには口を開けて毒牙から毒液を噴射するクロクビコブラやドクハキコブラのような種類もいる(両者の毒牙は牙前方中ほどに毒腺の穴があいており、2mほど先の標的に正確に毒液を命中させることができる)。日本にも分布するヤマカガシの仲間はアオダイショウなどと同じナミヘビ科だが、上あごの奥の牙と首筋の皮膚の2ヶ所から毒を分泌する。これらの仲間は無毒とされてきたが最近になって毒ヘビとして認識されるようになった。ナミヘビ科の有毒種は毒牙の位置から「後牙類」と呼ばれる。 最も強い毒をもつのは海蛇で、中でも、インドネシアからニューギニアにかけての海域に生息するベルチャーウミヘビが最強とされる。陸生のうち最強の毒をもつのは、オーストラリアに生息するナイリクタイパンである。が、人が咬まれた例はない。その他、非常に攻撃的なタイパンやアフリカ最強の毒蛇であるブラックマンバ、タイガースネーク、キングコブラ、アマガサヘビなど。 また、無毒のヘビであっても咬まれれば唾液に含まれる細菌等の影響で感染症を起こす事がある。さらにこれらのヘビの歯は、咥えた獲物を逃さないよう先端が内側(喉)に向かって曲がっている上に細いため、無理矢理引き剥がすと皮膚に食い込んだまま折れてしまう危険がある。 クサリヘビ科に代表される「出血毒」は、消化液(唾液)が変化したもので体の各部に皮下出血を起こし、組織を破壊されて死に至る。これは蛋白質が消化されたために起こる症状である。 コブラ科の構成種に主に見られる「神経毒」は文字通り中枢神経を冒して、咬んだ動物を麻痺状態にし、その間に獲物を捕食する。強毒種では出血毒と神経毒の両方の作用がある。毒ヘビに咬まれたときは血清による治療をうける必要がある。 [編集] 生態 森林、草原、砂漠、川、海等の様々な環境に生息する。環境に応じて地表棲種、樹上棲種、地中棲種、水棲種等、多様性に富む。変温動物なので、極端な暑さ寒さの環境下では休眠を行なう。 食性は全てが動物食で、主食はシロアリ、ミミズ、カタツムリ、カエル、ネズミ、魚類、鳥類など種類によって異なる。大型の種類ではシカやワニ、ヒト等を捕食することがあるが、変温動物で体温を保つ必要がないため、食事の間隔は数日から数週間ほどである。獲物を捕食するときは、咬みついてそのまま強引にくわえ込む、長い体でぐるぐると巻きついて締め上げて窒息させる、毒蛇の場合は毒牙から毒を注入して動けなくする等の方法がある。 繁殖形態は卵生、卵胎生、胎生の種がいる。 [編集] 分類 アメリカレーサー Coluber constrictor インドコブラ Naja naja アスプクサリヘビ Vipera aspis ボアコンストリクター Boa constrictor ボールニシキヘビ Python regius有羊膜類 Amniota 竜弓類 Sauropsida 爬虫類 Reptilia 双弓類 Diapsida 鱗竜形類 Lepidosauromorpha 鰭竜類 Plesiosauria 有鱗類 Squamata (カリビアンコム, ヘビ★) 主竜形類 Archosauromorpha ヘビ亜目の分類は流動的であるので注意が必要。以下英語版Serpentesより引用。 [編集] ナミヘビ上科 Colubroidea ヘビ上科(Caenophidia / Xenophidia)とも。一般的なヘビの仲間。 モールバイパー科 Atractaspididae - モールバイパー ナミヘビ科 Colubridae - ヘビの半分以上の種が属する コブラ科 Elapidae ウミヘビ科 Hydrophiidae(コブラ科に含む説もあり) クサリヘビ科 Viperidae - マムシ、ハブ [編集] ムカシヘビ上科 Henophidia ボア上科 (Boidea)とも。比較的原始的なグループを含む。 ヤスリヘビ科 Acrochordidae サンゴパイプヘビ科 Aniliidae / Ilysiidae ミミズサンゴヘビ科 Anomochilidae ボア科 Boidae ツメナシボア科 Bolyeriidae パイプヘビ科 Cylindrophiidae ミジカオヘビ科 Uropeltidae メキシコパイソン科 Loxocemidae ニシキヘビ科 Pythonidae ドワーフボア科 Ungaliophiidae ミジカオヘビ科 Uropeltidae サンビームヘビ科 Xenopeltidae [編集] メクラヘビ上科 Typhlopoidea 盲蛇上科、ミミズヘビ上科 (Scolecophidia)とも。メクラヘビの仲間。 アメリカメクラヘビ科 Anomalepidae ホソメクラヘビ科 Leptotyphlopidae (Glauconiidae) メクラヘビ科 Typhlopidae [編集] 分類不明 ブルーピットバイパー [編集] 人間との関係 現代では一般的にヘビの容姿は見た限り四肢がなく、ニョロニョロと動いたりトグロを巻いている様子が「気持ち悪い」という印象を与えやすく、嫌悪の対象になることが多い。 また毒蛇やニシキヘビ科、ボア科の数種に関しては場合によっては人命を奪うこともあり畏怖の対象ともなっている。反面そういった理由から、場合によっては人間に対して無害な種であっても駆除されることもある。 [編集] 信仰 足を持たない長い体や毒をもつこと、脱皮をすることから「死と再生」を連想させること、長い間餌を食べなくても生きている生命力などにより、古来より「神の使い」などとして各地でヘビを崇める風習が発生した。最近でもヘビの抜け殻(脱皮したあとの殻)が「お金が貯まる」として財布に入れるなどの風習がある。また、漢方医学や民間療法の薬としてもよく使われる。日本でも白ヘビは幸運の象徴とされ特に岩国のシロヘビは有名である。 日本の古語ではヘビのことを、カガチ、ハハ、あるいはカ(ハ)等と呼んだ。民俗学者の吉野裕子によれば、これらを語源とする語は多く、鏡(ヘビの目)、鏡餅(ヘビの身=とぐろを巻いた姿の餅)、ウワバミ(ヘビの身、大蛇を指す)、かかし(カガシ)、カガチ(ホオズキの別名、蔓草からヘビを連想)等があり、神(「蛇身」)もヘビを元にするという。(『蛇―日本の蛇信仰』1979年、法政大学出版局 ISBN 4588203215 / 講談社学術文庫 ISBN 4061593781 )ただし、カガチはホオズキの古語、鏡の語源は「かが(影)+み(見)」、カカシはカガシが古形であり、獣の肉や毛髪を焼いて田畑に掛け、鳥や獣に匂いをカガシて脅しとしたのが始まりであって、それぞれ蛇とは直接の関係はないというのが日本語学界での通説である。 ヘビは古来、世界的に信仰の対象であった。各地の原始信仰では、ヘビは大地母神の象徴として多く結びつけられた。山野に棲み、ネズミなどの害獣を獲物とし、また脱皮を行うヘビは、豊穣と多産と永遠の生命力の象徴でもあった。また古代から中世にかけては、尾をくわえたヘビ(ウロボロス)の意匠を西洋など各地の出土品に見ることができ、「終わりがない」ことの概念を象徴的に表す図象としても用いられていた。ユダヤ教やそこから発展したキリスト教、イスラム教ではヘビは悪魔の化身あるいは悪魔そのものとされたが、これは唯一神信仰が形成される過程で既存の原始信仰とその対象だったヘビを否定する意味があったのは確かだろう。 ギリシャ神話においてもヘビは生命力の象徴である。杖に1匹のヘビの巻きついたモチーフは「アスクレピオスの杖」と呼ばれ、欧米では医療・医学・薬学を象徴し、世界保健機関のマークにもなっている。また、このモチーフは世界各国で救急車の車体に描かれていたり、軍隊等で軍医や衛生兵などの兵科記章に用いられていることもある。ヘルメス(ローマ神話ではメルクリウス)が持つ2匹のヘビが巻きついた杖「ケリュケイオン」(ラテン語ではカドゥケウス)は商業や交通などの象徴とされる。「アスクレピオスの杖」と「ヘルメスの杖(ケリュケイオン)」は別のものであるが、この二つが混同されている例もみられる。 また、インド神話においてはシェーシャ、アナンタ、ヴァースキなどナーガと呼ばれる蛇身神が重要な役割を果たしている。宇宙の創世においては、ナーガの一つである千頭の蛇アナンタを寝台として微睡むヴィシュヌ神の夢として宇宙が創造され、宇宙の構成としては大地を支える巨亀を自らの尾をくわえたシェーシャ神が取り囲み、世界を再生させるためには、乳海に浮かぶ世界山に巻き付いたヴァースキ神の頭と尾を神と魔が引き合い、乳海を撹拌することにより再生のための活力がもたらされる。これらの蛇神の形象は中国での竜のモデルの一つとなったとも考えられている。 日本においてもヘビは太古から信仰を集めていた。豊穣神として、雨や雷を呼ぶ天候神として、また光を照り返す鱗身や閉じることのない目が鏡を連想させることから太陽信仰における原始的な信仰対象ともなった。もっとも著名な蛇神は、頭が八つあるという八岐大蛇(ヤマタノオロチ)や、三輪山を神体として大神神社に祀られる大物主(オオモノヌシ)であろう。弁財天でも蛇は神の象徴とされる場合がある。大神神社や弁財天では、神使として蛇が置かれていることもある。蛇の姿は、男根、剣、金属(鉄)とも結びつけらることから男性神とされる一方、豊穣神・地母神の性格としては女性と見られることも多く、異類婚姻譚の典型である「蛇女房」などにその影響を見ることができる。 中国拳法の象形拳のなかの「蛇拳」「蛇形拳」は、ヘビをモデルにして作った拳法である。 [編集] ヘビと精神分析 精神分析の始祖であるフロイトは夢分析において、ヘビを男根の象徴であるとした。これに対してユングは、男性の夢に登場するヘビは女性であると説いた。また、ユングはフロイトが多くのものを性に結び付けて解釈する傾向に対しては批判的であった。 [編集] 食用・装飾品 蛇の肉や皮を食用にする地域がある。中国の広東省や広西チワン族自治区では、毒蛇を含む蛇の料理を伝統的に食べている他、近年は他の省でも料理を出す店が増えている。有名なのは蛇スープで、あっさりとした美味な味とタンパク質などの栄養分で珍重される。鱗を取った皮も湯引きにして、酢や醤油で味付けして食べたり、油で揚げて食べたりする。 日本にも、蛇飯を炊いて食べる地域がある。また、マムシを丸ごと漬け込んだマムシ酒の風習も広く見られる。 蛇の皮は、なめして、財布やバッグに利用される場合がある。また、三味線の原型となった沖縄・奄美地方の弦楽器三線は、胴にヘビの皮を張っていることでも有名である。 蛇毒は、血栓防止薬などとしての利用が研究されている。 [編集] 飼育 日本ではコブラ科、クサリヘビ科、ナミヘビ科とボア科、ニシキヘビ科の一部に関しては動物愛護法によって特定動物に指定されているため飼育には地方自治体の許可が必要になる。日本で主に流通し飼育されるのはナミヘビ科の無毒種や弱毒種、ボア科やニシキヘビ科の小型から中型種になる。 ヘビはあまり活発的ではなくとぐろを巻いていることも多いため、全長と同等の飼育スペースは必要ない。全長100-150cmのナミヘビ類に対し60-90cmの規格水槽サイズのケージで飼育できる。比較例としては甲長20cm以下のカメ1匹に対し同サイズのケージが必要とされる。ただし、ボアやニシキヘビは体形の太い種が多いためもう少し大型のケージが必要になる。近年は冷凍のマウスやラットが専門店等でも販売されており、そういったもので餌付けできる種(小型哺乳類が食性に含まれる種)については飼育しやすくなったといえる。 しかし体形が細いため脱走には気をつける必要がある。また神経質な種も多いため環境の変化やストレス等から拒食してしまうこともある。 なお、飼育とは異なるが、日本に生息するアオダイショウは立体的な活動が得意なこともあり、人家の屋根裏等に潜みネズミ等を捕食した。そのため人家とともに生息域を広げ近年でも場所によっては郊外や都市部といった環境にも生息している。アオダイショウそのものも日本に分布するヘビの中では大人しく、本土最大のヘビではあるが大型化しないため飼育に適しているヘビとされる。 [編集] ことわざ・慣用句 ヘビに関連することわざ、慣用句、熟語も多く存在する。以下、五十音順。 蜿蜒長蛇 蛇のようにうねうねと動くようす。「蜿蜿長蛇」「蜒蜒長蛇」とも書く。 草を打って蛇を驚かす 何気なくしたことが思いがけない結果を招くこと。また、ある人を懲らしめることで関係者を戒めること。(出典:書言故事) 蛇(じゃ)の道は蛇(へび) 専門家の間でその専門について暗黙の了解ができること。あるいは専門のことはその専門家が詳しいこと。類似句は「餅は餅屋」 蛇(じゃ)は寸にして人を呑む 英雄や偉人は小さいときから人を圧倒する品位・風格を持つこと。小さな蛇でも威嚇する姿に圧倒されることがあることから。 常山の蛇勢 軍隊の配置や文章の構成などが、前後左右どこにも隙や欠点のないこと。(出典:『孫子』九地篇) 蛇足 余計なこと。(出典:『戦国策』斉上) 杯中の蛇影 疑いすぎて自分で苦しんでしまうこと。(出典:『晋書』) 蛇が蚊をのんだよう 少量で足しにならないことの喩え。 蛇稽古 長続きしない稽古事の喩え。 蛇に足無し魚に耳無し 蛇は足がなくても這って進めて、魚は耳がなくても感じることができる。動物の特徴を表す言葉。「蛇は足無くして歩き、蝉は口無くして鳴き、魚は耳無くして聞く」とも。 蛇に咬まれて朽ち縄に怖じる 過去の体験から些細なことにおびえること。単に「朽ち縄に怖じる」ともいう。類似句は「羹に懲りて膾を吹く」「熱湯で火傷した猫は冷水を恐れる」「黒犬に咬まれて赤犬に怖じる」 蛇ににらまれた蛙 恐ろしいものに直面して身動きができない状態。「蛇に見込まれた蛙」「蛇に蛙」とも。 蛇の生殺し 「生殺し」と同じ。生きも死にもしない状態。中途半端な状態で放置しておくこと。 蛇の生殺しは人を咬む さんざんひどい目にあわせ、とどめを刺さずに放っておくと、後で仕返しを受けることになるということ。 蛇は竹の筒に入れても真っすぐにならぬ 生まれ持った根性はどうやっても直らないということ。類似句は「蛇の曲がり根性」 封豕長蛇 大きなイノシシと長いヘビ。欲が深く残酷な人の喩え。(出典:『春秋左氏伝』) 盲蛇に怖じず 知識がなかったり状況が判らないと無謀なことをする喩え。差別用語に当たるとして、使われなくなっている。 薮を突付いて蛇を出す 略して「藪蛇」ともいう。余計なことをして悪い状況になってしまうこと。 竜頭蛇尾 「虎頭蛇尾」とも。最初は立派でも、尻すぼみに終わってしまうこと。(出典:『五灯会元』) [編集] 方言名 20世紀に調べられた日本語の方言では、東日本および九州東部、四国南部のへびと、へっび(新潟県越後)へんび(岐阜県)、へみ(福井県)、はぶ(沖縄県)など、へびの変音で呼ぶ地域が最も多かった。次いで中国地方、近畿、九州西部を中心に蛇(朽ち縄、くちなわ)及びくちななどの変音で呼ぶ地域が広がっていた。 他には、大虫(おおむし)、陸鰻(おかうなぎ)、幹虫(からむし)、郷回り(ごうまわり)、長(なが)、長太郎(ながたろう)、長物(ながもの)、縄(なわ)、巳(みー)、山鰻(やまうなぎ)などの呼び方がある。大蛇をとくに「うわばみ」という。 [編集] 日本における主要な研究所 日本では、群馬県太田市藪塚町にある「ジャパンスネークセンター(日本蛇属研究所 公式ページ)」が、最大の研究施設となっている。各種蛇毒の解毒剤・血清類の在庫についてもここが最大の拠点となっており、希少種による事故が生じた場合などにはしばしばここからそれらの薬剤の空輸が行われる。

ナミヘビ科


ナミヘビ科
ナミヘビ科(-か、Colubridae)は、爬虫綱有鱗目に属する科。 [編集] 分布 南極大陸を除く全大陸に分布。 [編集] 形態 最大種はオオカサントウ。頭部の鱗は大型。様々な環境に生息するため、環境に応じて様々な形態をしている。 [編集] 毒 毒蛇というと別科のコブラ科やクサリヘビ科が有名だが、本科にも有毒種がいる。多くの有毒種は人体に深刻な被害をもたらすほどの強毒は持たないとされるが、ブームスラングやヤマカガシ等では噛まれた人の死亡例もある。別科の毒蛇と違い本科の有毒種の毒牙は奥歯にあるため後牙類とも呼ばれる。 [編集] 生態 草原、森林、河川、池沼、湿地、農耕地等、人の手が加わった環境も含め様々な環境に生息する。地上棲、樹上棲、水棲と環境に合わせて適応している。 食性は総じて動物食で小型哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類等を食べる。 偏食をする種もおり上記に挙げた生物や昆虫類、ミミズ、カタツムリ、卵等を専食する種がいる。 繁殖形態は主に卵生だが、寒冷地や水中に生息する種等では卵胎生の種もいる。 [編集] 分類 ヘビ亜目最大の科で、構成種は約2000種とされる。分類は流動的でいくつかの亜科に分かれるとされるが、どの亜科にもあてはまらないとされる属もある。そのため本項ではアルファベット順で属名を羅列するものとする。 タカチホヘビ属 Achalinus - タカチホヘビ マキバヘビ Adelophis キョウダイヘビ属 Adelphicos ピラミッドヘビ属 Aeluroglena Aeluroglena cucullata ピラミッドヘビ アフロユウダ属 Aeluroglena Afronatrix anoscopus アフロユウダ エダムチヘビ属 Ahaetula マダガスカルキールヘビ属 Alluaudina ヤブヘビ属 Alsophis サビガシラヘビ属 Amastridium Amastridium veliferum サビガシラヘビ ヒバァ属 Amphiesma - ヒバカリ、ガラスヒバァ ヒバァモドキ属 Amphiesmoides Amphiesmoides ornaticeps ヒバァモドキ ケープアシヘビ属 Amastridium Amplorhinus multimaculatus ケープアシヘビ ミズゴケヘビ属 Amastridium Anoplohydrus aemulans ミズゴケヘビ アンティルヘビ属 Antillophis エダセタカヘビ属 Amastridium Aplopeltura boa エダセタカ ツマグロヘビ属 Apostolepis バンドレーサー属 Argyrogena Argyrogena fasciolata バンドレーサー グロッシーヘビ属 Arizona Arizona elegans グロッシーヘビ アリトンヘビ属 Apostolepis トゲオジムグリ属 Apostolepis ボウスイヘビ属 Apostolepis オリーブヘビ属 Apostolepis ハナカガシ属 Balanophis Balanophis ceylonensis ハナカガシ ニセウミヘビ属 Bitia Bitia hydroides ニセウミヘビ ブライスヘビ属 Blythia Blythia reticulata ブライスヘビ サバクナメラ属 Bogertophis オオガシラ属 Boiga ギュンタークロヘビ属 Bothrolycus Bothrolycus ater ギュンタークロヘビ アカクロスジヘビ属 Bothrophthalmus Bothrophthalmus lineatus アカクロスジヘビ ミジカヘビ属 Brachyophis Brachyophis revoili ミジカヘビ ウルシヘビ属 Brachyorrhus Brachyorrhus albus ウルシヘビ ブリゴーヘビ属 Brygophis Brygophis coulangesi ブリゴーヘビ ブホマヘビ属 Calamaria ヒメヘビ属 Calamaria リオグランデドソルヘビ属 Calamodontophis Calamodontophis paucidens スカーレットヘビ ボウヒメヘビ属 Calamorhabdium ハチマキミズヘビ属 Cantoria ミミズヘビ属 Carphophis スカーレットヘビ属 Cemophora Cemophora coccinea スカーレットヘビ Scarlet snake ウミワタリ属 Cerberus ニセオオカミヘビ属 Cercaspis Cercaspis carinatus ニセオオカミヘビ オヅノヘビ属 Cercophis Cercophis auratus オヅノヘビ モリモグラヘビ属 Chamaelycus ジバシリヘビ属 Chersodromus サンドスネーク属 Chilomeniscus スキハナヘビ属 Chionactis キロニウスヘビ属 Chironius トビヘビ属 Chrysopelea ムスラナ属 Clelia カートランドヘビ属 Clonophis Clonophis kirtlandii カートランドヘビ ヤマノコビトヘビ属 Collorhabdium Collorhabdium williamsoni ヤマノコビトヘビ レーサー属 Coluber マラガシーモリヘビ属 Compsophis Compsophis albiventris マラガシーモリヘビ オギレヘビ属 Coniophanes ミチマモリ属 Conophis シャープテールスネーク属 Contia Contia tenuis シャープテールスネーク スムーズヘビ属 Coronella ネバーマンヘビ属 Crisantophis Crisantophis nevermanni ネバーマンヘビ ヘラルドヘビ属 Crotaphopeltis ウンムリンヘビ属 Cryophis Cryophis hallbergi ウンムリンヘビ チビオオカミヘビ属 Cryptolycus Cryptolycus nanus チビオオカミヘビ フィリピンイヌバヘビ属 Cyclocorus アオヘビ属 Cyclophiops ダーリングトンヘビ属 Darlingtonia Darlingtonia haetiana ダーリングトンヘビ タマゴヘビ属 Dasypeltis ブロンズヘビ属 Dendrelaphis カメルーンシゲミヘビ属 Dendrolycus Dendrolycus elapsoides カメルーンシゲミヘビ コエダヘビ属 Dendrophidion クビワヘビ属 Diadophis Diadophis punctatus クビワヘビ ナンベイカエルクイヘビ属 Diaphorolepis マダラヘビ属 Dinodon ゲバンデスラング属 Dipsadoboa マイマイヘビ属 Dipsas ブチクチバシヘビ属 Dipsina Dipsina multimaculata ブチクチバシヘビ ブームスラング属 Dispholidus Dispholidus typus ブームスラング Boomslang オビコダマヘビ属 Ditaxodon Ditaxodon taeniatus オビコダマヘビ ゲンキヘビ属 Dispholidus Ditypophis vivax ゲンキヘビ クロエリサンゴアカヘビ属 Drepanoides Drepanoides anomalus クロエリサンゴアカヘビ キバシリヘビ属 Dromicodryas ハシリヘビ属 Dromicus ドロハシヘビ属 Dromophis クリボー属 Drymarchon モリレーサー属 Drymobius キノボリレーダー属 Drymoluber キノボリアトバ属 Dryocalamus クビナガヘビ属 Dryophiops ナメクジクイ属 Duberria ナンベイハヤシヘビ属 Echinanthera ヒメレーサー属 Eirenis タマゴヌスミ属 Elachistodon Elachistodon westermanni インドタマゴヌスミ ナメラ属 Elaphe スンダサンチヘビ属 Dispholidus Elapoidis fusca スンダサンチヘビ ワカレヘビ属 Elapomojus Elapomojus dimidiatus ワカレヘビ エリクビヘビ属 Elapomorphus エラポチヌスヘビ属 Elapotinus Elapotinus picteti エラポチヌスヘビ フルグラーヘビ属 Emmochliophis Emmochliophis fugleri フルグラーヘビ ミズヘビ属 Enhydris エヌリウスヘビ属 Enulius カリビアンコムオイヘビ属 Eremiophis ノーチェヘビ属 Eridiphas Eridiphas slevini ノーチェヘビ ヒゲミズヘビ属 Erpeton Erpeton tentaculatum ヒゲミズヘビ エテリッジヘビ属 Etheridreum Etheridreum pulchrum エテリッジヘビ ドロヘビ属 Farancia カギバナヘビ属 Ficimia フチクサヘビ属 Fimbtios Fimbtios klossi フチクサヘビ カニクイミズヘビ属 Fordonia Fordonia leucobalia カニクイミズヘビ ミネオヘビ属 Gastropyxis Gastropyxis smaragdina ミネオヘビ テワーンテペクヘビ属 Geargas Geargas redimitus テワーンテペクヘビ アフリカモリヘビ属 Geodipsas ジメンヘビ属 Geophis ツツミズヘビ属 Gerarda Gerarda prevostiana ツツミズヘビ ゴメスヘビ属 Erpeton Gomesophis brasilliensis ゴメスヘビ マメスベハダヘビ属 Gongylosoma ニシアフリカツチヘビ属 Gonionotophis ニジキノボリヘビ属 Gonyophis Gonyophis margaritatus ニジキノボリヘビ キノボリナメラ属 Gonyosoma グレイヘビ属 Grayia ハナエグレヘビ属 Gyalopion オビレーサー属 Haemorrhois セイロンジムグリヘビ属 Haplocercus Haplocercus ceylonensis セイロンジムグリヘビ アフリカデメヘビ属 Hapsidophrys Hapsidophrys lineatus アフリカデメヘビ ウワメヘビ属 Helicops タイヨウヘビ属 Helophis Helophis schoutedeni タイヨウヘビ キノカワヘビ属 Hemirhagerrhis シシバナヘビ属 Heterodon マラガシーソリハナヘビ属 Heteroliodon Heteroliodon occipitalis マラガシーソリハナヘビ ハナワカレミズヘビ属 Heurnia Heurnia ventromaculata ハナワカレミズヘビ ルソンヘビ属 Hologerrhum Hologerrhum philippinum ルソンヘビ ヒロクチミズヘビ属 Homalopsis Homalopsis buccata ヒロクチミズヘビ キイロノセヘビ属 Hormonotus Hormonotus modestus キイロノセヘビ カコミメヘビ属 Hydrablades ヒドラヘビ属 Hydraethiops ミズコブラモドキ属 Hydrodynastes ミズバナヘビ属 Hydromorphus ミズモグリ属 Hydrops ウィルソンヘビ属 Hypoptophis Hypoptophis 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Masticophis ムチモリヘビ属 Mastigodryas ファイルヘビ属 Mehelya シンリンヘビ属 Meizodon シェブロンヘビ属 Micropisthidon Micropisthidon ochraceus シェブロンヘビ イナヅマヘビ属 Mimophis Mimophis mahfalensis イナヅマヘビ マイヤーズヘビ属 Myersophis Myersophis alpestris マイヤーズヘビ マンガルミズヘビ属 Myron Myron richardsonii マンガルミズヘビ ユウダモドキ属 Natriciteres ユウダ属 Natrix - ヨーロッパヤマカガシ ミズベヘビ属 Nerodia コーヒーヘビ属 Ninia オオバナヘビ属 Nothopsis Nothopsis rusosus オオバナヘビ ククリィヘビ属 Oligodon アメリカアオヘビ属 Opheodrys ハナレヘビ属 Opisthoplus Opisthoplus degener ハナレヘビ サワヘビ属 Opisthotropis - キクザトサワヘビ ミヤマクキヘビ属 Oreocalamus アメリカツルヘビ属 Oxybelis カンボクヘビ属 Oxyrhabdium ホソヤブヘビ属 Oxyrhopus ザラツキヘビ属 Parahelicops ニセヤマカガシ属 Pararhabdophis Pararhabdophis chapaensis ニセヤマカガシ マルクチヘビ属 Pararhadinea セタカヘビ属 Pareas - イワサキセタカヘビ コダマヘビ属 Philodryas ヤブコノミ属 Philothamnus ヒョットコヘビ属 Phimophis ハナアテヘビ属 Phyllorhynchus パインヘビ属 Pituophis クビモンヘビ属 Plagiopholis タマキヘビ属 Pliocercus カメルーンレーサー属 Poecilopholis Poecilopholis cameronensis カメルーンレーサー コテハナヘビ属 Prosymna チャマダラヘビ属 Psammodynastes アレチヘビ属 Psammophis ヒツジウチ属 Psammophylax アガシーヘビ属 Pseudablades Pseudablades agassizii アガシーヘビ モグラヘビ属 Pseudaspis Pseudaspis cana モグラヘビ ニセボア属 Pseudoboa ヤマノイエヘビ属 Pseudoboodon カッパヘビ属 Pseudoeryx Pseudoeryx plicatilis カッパヘビ カギバナモドキ属 Pseudoficimia Pseudoficimia frontails カギバナモドキ ニセネコメヘビ属 Pseudoleotodeira ハダカメヘビ属 Pseudorabdion サンカクヘビ属 Pseudotomodon Pseudotomodon trigonatus サンカクヘビ ハスカイヘビ属 Pseudoxenodon マラガシークチキヘビ属 Pseudoxyrhopus フクラミヘビ属 Pseustes ミミズクイヘビ属 Psomophis ナンダ属 Ptyas ヌマノキバ属 Ptychophis Ptychophis flavovirgatus ヌマノキバ パイソンモドキ属 Ptychophis Pythonodipsas carinata パイソンモドキ セレベスハナトガリ属 Rabdion Rabdion forsteni セレベスハナトガリ ザリガニクイ属 Regina ヤマカガシ属 Rhabdops - ヤマカガシ サオヘビ属 Rhabdops ブラジルトリクイヘビ属 Rhachidelus Rhachidelus brazili ブラジルトリクイヘビ サオヘビ属 Rhabdops サンガクヘビ属 Rhachidelus Rhadinophanes monticola サンガクヘビ オオメキヘビ属 Rhamnophis クチバシヘビ属 Rhamphiophis ワモンヘビ属 Rhinobothryum トガリヒメヘビ属 Rhinocalamus Rhinocalamus dimidiatus トガリヒメヘビ ハナナガヘビ属 Rhinocheilus Rhinocheilus lecontei ハナナガヘビ サバクモグリ属 Rhynchocalamus テングヘビ属 Rhinochophis Rhinochophis boulengeri テングヘビ パッチノーズヘビ属 Salvadora サフェンヘビ属 Saphenophis ソメワケヘビ属 Scaphiodontophis シンリンクチバシヘビ属 Scaphiophis ジムシヘビ属 Senticolis Scolecophis atrocinctus ジムシヘビ スワンプスネーク属 Senticolis Seminatrix pygaea スワンプスネーク ドウキョウナメラ属 Senticolis Senticolis triaspis ドウキョウナメラ シボンヘビ属 Sibon ヤリガタヘビ属 Sibynomorphus フルートヘビ属 Sibynophis ハナサキヘビ属 Simophis シナユウダ属 Sinonatrix マドルミヘビ属 Siphlophis ソノラヘビ属 Sonora オタマヘビ属 Sordellina Sordellina punctata オタマヘビ アザムキヘビ属 Spalerosophis フミキリヘビ属 Spilotes Spilotes pullatus フミキリヘビ スレートヘビ属 Stegonotus シベットヘビ属 Stenophis サソリクイ属 Stenorrhina ショートテールスネーク属 Stilosoma Stilosoma extenuatum ショートテールスネーク カノコヘビ属 Stoliczkaia ブラウンヘビ属 Storeia コオロギヘビ属 Symphimus メキシコタンビヘビ属 Stilosoma Sympholis lippiens メキシコタンビヘビ スナドリヘビ属 Synophis ハヤヘビ属 Tachymenis セルバヘビ属 Taeniophallus マジリニセネコメ属 Tantalophis Tantalophis discolor マジリニセネコメ ボウシヘビ属 Tantilla ヒメボウシヘビ属 Tantillita シノビヘビ属 Telescopus フルーストーファーヘビ属 Tetralepis Tetralepis fruhstorferi フルーストーファーヘビ ヤブノヌシヘビ属 Thamnodynastes ガーターヘビ属 Thamnophis バードスネーク属 Thelotornis オンセンヘビ属 Thermophis Thermophis baileyi オンセンヘビ アフリカキヘビ属 Thrasops トルーカヘビ属 Toluca ハワカエヘビ属 Tomodon アフリカオオガシラ属 Toxicodryas ザラコシヘビ属 Trachischium ヌマオカメヘビ属 Tretanorchinus サンリンホオヘビ属 Trimetopon ミツバヘビ属 Trimorphodon オビヒモヘビ属 Tripanurgos Tripanurgos compressus オビヒモヘビ ラインスネーク属 Tropidoclonion Tropidoclonion lineatum ラインスネーク セラコダマヘビ属 Tropidodryas オーストラリアヒヴァ属 Tropidonophis ヒヨケヘビ属 Umbrivaga コズエヘビ属 Uromacer カレエダヘビ属 Uromacerina Uromacerina ricardinii カレエダヘビ アーススネーク属 Virginia ワグラーヘビ属 Waglerophis Waglerophis merremi ワグラーヘビ ウォールヘビ属 Wallophis Wallophis brachyura ウォールヘビ キッコウヘビ属 Xenelaphis ソウカダ属 Xenochrophis ミツウロコヘビ属 Xenodermus Xenodermus javanicus ミツウロコヘビ ヒラタヘビ属 Xenodon トゲアゴヘビ属 Xenophidion カワリウロコヘビ属 Xenopholis ホソバナヘビ属 Xylophis カサントウ属 Zaocys [編集] 人間との関係 中国等では食用とされることもある。またスジオナメラ等は皮が革製品に利用される。 クスシヘビはギリシャ神話に登場するアスクレピオスの持つ杖のモチーフになったとして信仰の対象とされた。和名のクスシ(薬師)もこのことに由来する。 ペットとしても飼育されることもあり北アメリカに生息する種、特にコーンスネークとコモンキングヘビの亜種カリフォルニアキングヘビは繁殖個体が多く流通する。

タカチホヘビ
タカチホヘビ(高千穂蛇、Achalinus spinalis ) は、爬虫類 有鱗目 ヘビ亜目 ヘビ(ナミヘビ)科 タカチホヘビ属に分類されるヘビ。日本では南西諸島及び北海道を除く各地に生息する。また、近縁種が中国大陸や台湾、南西諸島に生息する。無毒。 [編集] 特徴 全長は30-50cmで、虹色の光沢を帯びた褐色の肌に、背中に一本の黒いラインが走る。そのため、別名はヒトスジナメラとも呼ばれる。但し、ナメラ属ではない。 本州や四国、九州の森林に生息し、屋久島や種子島にも生息する。本種は生息地では比較的普通にいるヘビだが、地中生であり、しかも夜行性であるので、めったにお目にかかれない。実際に本種は、1888年に高千穂宣麿男爵に発見されるまで、その存在は知られていなかった。そのため、彼の名前が、本種の名前に由来になっている。 夜間や雨上がりの日などには、地上へ出てくることもあり、主にミミズを捕食する。また卵生で、7月下旬から8月にかけて、3-13個の卵を産む。

ヒバカリ
ヒバカリ (Amphiesma vibakari ) は、有鱗目ヘビ亜目ナミヘビ科ヒバカリ属に分類されるヘビの一種。南西諸島を除く日本、朝鮮半島、沿海州に生息する。無毒。 [編集] 特長 全長は40-60cm。太さは鉛筆ぐらいしかなく、細いヘビである。深緑の体色に、首筋に黄色いラインが入る。腹部は薄黄色。幼蛇は親と同じ格好をしているが、とぐろを巻くと100円玉ほどの大きさである。 名前の由来は「噛まれたらその日ばかりの命なり」から来ているが、実際は無毒で、噛むこともない。但し、同じ属で沖縄に生息するガラスヒバァは有毒種であり、本種に縁が近いヤマカガシも有毒種なので、それらと混同している可能性がある。 日本各地の水辺に生息する。泳ぎはうまく、ミミズ、魚類、オタマジャクシ、カエルなどを捕食する。日中や夜は活動せず、朝や夕方に活動する。他のヘビよりも食べる量が多く、飼育下では餌を食べているのに次第に痩せ細って死んでしまうという事例も見られる。 仏教の仏法守護神である八部衆に蛇神の摩?羅伽(まごらか)があり、これが興福寺の寺伝でのみ畢婆迦羅(ひばから)となっているが、これと実在のヘビのヒバカリとの関係を考察した論考は乏しく、関連の有無は明らかとなっていない。 [編集] 亜種 ヒバカリ Amphiesma vibakari vibakari (Boie, 1826) 本州・九州・四国とその周辺の島嶼に生息。本種の基亜種であり、日本固有亜種。 ダンジョヒバカリ Amphiesma vibakari danjoense Toriba, 1986 九州西海上にある男女群島・男島だけに生息するヒバカリの亜種。全長は30cmほどで、ヒバカリよりも小型である。男島には水辺がなく、断崖に囲まれた森林に生息する。ミミズを主に捕食しているとみられる。

その他

関連項目

  • マストドンサウルス(両生類)
  • マラスクス(爬虫類)
  • ミクソサウルス(魚竜)
  • ムスサウルス(恐竜、竜脚類)
  • メガゾストロドン(哺乳類)
  • メガランコサウルス(爬虫類)

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